雲林院(うんりんいん)について教えてください。

北区紫野雲林院町にある臨済宗大徳寺の境外塔頭。もとは、大徳寺辺りにあった淳和天皇の離宮紫野院がのちに雲林亭と改称し、貞観11年(869)仁明天皇の皇子、常康親王に伝領され、千手観音を祀って寺としました。
その後鎌倉時代の初めごろまでは、隆盛でしたがのちに衰退し、元4年(1334)に大徳寺が創建されると、その子院として組み入れられましたが、応仁の乱のときに焼失しました。

現在の雲林院は、宝永4年(1707)に建てられたものです。『源氏物語』『山槐記』『今昔物語』『伊勢物語』『大鏡』『平家物語』など数多くの書物に登場する程由緒あるお寺です。余談ですが紫式部の名も紫野雲林院に由来するともいわれています。

 

写真:雲林院(北区)
解答者:加納 進

■京都に関するあなたのギモン、受け付けています!kyotokawaraban@yk.boo.jpまでどうぞ。

もどる