加納進・著 カラー・A5判・96頁 拾遺編(別冊)16頁 \1.200
ISBN4-944013-03-5 C2026 P1200E


もみじ祭の様子 11月の第2日曜日

嵐山は、大堰(井)川に架かる渡月橋の西方に聳える標高382メートルの荒子山の支峰で、古くは荒樔山と呼ばれていました。昔から風光明媚をもって天下の名勝と謳われ、春の桜、秋の紅葉、冬の雪化粧、夏には鵜飼や灯籠流しなど、四季折々の風情があります。


 目次

 嵐山(国指定の史跡・名勝)
 大堰川(大井川)
 渡月橋(嵐橋)
 千光寺(大悲閣)
 戸無瀬の滝
 嵐山城跡(嵯峨城跡・香西又六古城跡)
 櫟谷・宗像神社
 法輪寺
 岩田山自然遊園地
 小督塚・琴きき橋(駒留橋)
 亀山
 『源物語』「松風」と「薄雲」
 天龍寺(天龍資聖禅寺)
 臨川寺
 大井神社
 野宮(野の宮・野宮神社)
 『源氏物語』「賢木の巻」
 大河内山荘



タウン誌「丹の街(にのまち)」24号 図書案内のコーナーで紹介されました。

「京都の史跡を訪ねる会」編の『嵐山あたりの史跡伝説と古典文学を訪ねて』が10月10日全国の書店で一斉発売

同書は天下の名勝と謳われながら意外に知られていない嵐山の史跡・名勝・伝説・古典文学に関するスポットや歴史的変還などをつぶさに紹介。
A5判・本文96頁・拾遺編10頁で、カラー・モノクロ写真・絵画など百数十点と豊富。附録:散策地図・拝観案内・年間行事あり、定価は1200円で、散策路周辺の喫茶店・土産物店などでも販売している。
本書の内容を追ってみると、11月第2日曜のもみじ祭や保津峡の紅葉写真とともに平安時代の大宮人の舟遊びの旅興の地・嵐山にまつわる和歌や古典文学を掲載。丹波から京への産業水路としての大堰川の紹介では、亀岡市文化資料館蔵の「豊臣秀吉朱印状」や京都府立総合資料館蔵の「大井川筋絵図」などの歴史的資料も載せている。大堰川開削工事で犠牲となった人の霊を弔うために建てられた千光寺には石割斧を持ち片膝を立てて座する角倉了以像が安置されており、本書でその生涯が資料を混じえ詳しく解説されている。
嵐山山頂の戦国時代の嵐山城の歴史ドラマ。「嵯峨の虚空蔵」と親しまれている「十三詣り」の法輪寺。『平家物語』や『源氏物語』の舞台になっている小倉山麓。後醍醐天皇の菩提を弔う夢窓疎石・足利尊氏造営の天龍寺や臨川寺など嵯峨野の魅力を余すことなく紹介している。

「京都の史跡を訪ねる会」は、昭和48年頃発足。学生や2、30代の社会人の会員代表が加納進さんで、会員が"足"で取材したデータなどをもとに執筆、編集、写真も手分けして行う。61年「哲学の道とその周辺の史跡を訪ねて」63年「六道の辻とその周辺の史跡を訪ねて」に続く今回発行の「嵐山の史跡伝説と古典文学を訪ねて」はその第3弾である。

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